ウォーキング中の川村さん

 現在日本の男性の平均寿命は81.64歳なのに対し、健康寿命は72.68歳。女性の平均寿命は87.74歳なのに対し、健康寿命は75.38歳となっています(令和4年版高齢社会白書より)。つまり、男性で約9年、女性で約12年もの間、日常生活に制限ある「不健康な期間」を過ごしていることになります。
私は8年前に急性心筋梗塞を患い、すんでの所で一命を落とすところでした。その時に主治医から言われたことは、「一番の薬は歩くことですよ」と。いわゆる有酸素運動を採り入れることが重要とのことで、それ以来ほぼ毎日一時間弱のウォーキングをしています。一年でも長く健康寿命を保持していきたいからです。一年でも長く家族のお世話にならなくてよいようにとの思いです。精神科医の和田秀樹先生の「老ける人・老けない人」の著書に正しい習慣が健康寿命を左右すると言っておられます。
①食事 ②医療 ③運動の3つを適切に行えば、老化を遅らせることに繋がります。現役の皆さんはお仕事で、それどころではないかも知れませんが、1週間に2~3日でも20~30分のウォーキングを習慣づけてください。定年後からでは行うことはとても困難です。
私は一日8,000歩以上歩くことを心がけ、健康で喜寿を迎えられそうです。